日経平均大引け 小幅続落、45円安 FFR控え様子見
9日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落した。終値は前日比45円92銭(0.20%)安の2万2598円39銭だった。前日の米ダウ工業株30種平均の反落を嫌気した売りが先行。日米閣僚級の貿易協議「FFR」の初会合を控え、米通商政策の先行きを見極めたいとして買いを手控える投資家も多かった。もっとも中国・上海株の上昇や、円の対ドル相場が弱含んだことが投資家心理の悪化に歯止めをかけ、日経平均は小幅高に転じる場面もあった。
夏季休暇シーズンでもあり、東証1部の売買代金は概算で2兆1833億円(速報ベース)と引き続き低水準だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕