日経平均大引け 一時2万1000円割れ 業績懸念で変動率上昇
18日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落し、前日比422円94銭(1.97%)安の2万1046円24銭で終えた。一時は6月18日以来1カ月ぶりに2万1000円を割り込んだ。下げ幅は令和に入って最大で、3月25日以来およそ4カ月ぶりの大きさ。国内企業の業績警戒感から海外短期筋が株価指数先物などへの売りを膨らませた。相場の変動率が急上昇し、機関投資家によるリスク回避目的のヘッジ売りを巻き込み、下げ幅が拡大した。前日の米株式相場の下落や外国為替市場での円高・ドル安基調も投資家心理の重荷となった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕