日経平均大引け、大幅続落 景気悪化を警戒 下げ幅今年2番目の大きさ

8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落した。終値は前日比430円45銭(2.01%)安の2万1025円56銭だった。下げ幅の大きさは大発会の1月4日に次いで今年2番目。取引時間中では2月15日以来、3週ぶりに心理的な節目の2万1000円を割り込む場面があった。中国の2月の輸出額が大幅に減少し、投資家心理が冷えた。世界的な景気悪化への懸念から海運や鉄鋼などを中心に全面安だった。外国為替市場での円高・ドル安の進行や3月決算期末を控えた国内機関投資家の決算対策売りも重荷となった。
東証1部の売買代金は概算で2兆9252億円(速報ベース)だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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