日経平均大引け 9日ぶり反落、237円安 利益確定売り
27日の東京株式市場で日経平均株価は9営業日ぶりに反落し、前日比237円05銭(0.99%)安の2万3796円74銭で終えた。相場が約8カ月ぶりの高値圏にあったため、短期的な過熱感を警戒した売りや目先の利益を確定する売りが午後にかけて優勢になった。日経平均の下落幅は250円を超える場面があった。
東エレクや信越化といった半導体関連や、TDKなど電子部品関連株に下げが目立った。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米長期金利の低下をきっかけに金融株も軟調。一方、米政府が自動車への追加関税を当面発動しないとの見方から自動車株は総じて底堅く推移した。
東証1部の売買代金は概算で2兆8110億円(速報ベース)だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕