日経平均大引け 続伸 約29年半ぶり高値を連日更新
25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比131円27銭(0.50%)高の2万6296円86銭で終えた。終値でおよそ29年半ぶりの高値を連日で更新した。前日の米株式相場が政権移行が円滑に進みそうだとの期待から大幅上昇し、ダウ工業株30種平均が初の3万ドル台となった流れを引き継ぎ東京市場も買いが先行した。新型コロナウイルスのワクチン実用化への期待から景気敏感株を中心に買われ、朝方には前日比500円超高となり2万6700円台に乗せる場面もあった。ただ、昼すぎに東京都が飲食店などに営業時間の短縮を要請する見通しだと伝わると、利益確定の売りが広がり上げ幅を縮小した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕