日経平均大引け 反発、2万1500円台回復 電機や機械に買い
25日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。前週末比102円72銭(0.48%)高の2万1528円23銭で終えた。心理的節目の2万1500円台を回復し、2018年12月13日以来およそ2カ月半ぶりの高値水準となった。米中貿易交渉の進展を踏まえ、トランプ米大統領が対中関税の引き上げを延期すると表明。米中摩擦で世界の景気が減速するとの警戒が和らいだうえ、中国・上海株式相場が大幅高となったことで投資家心理が強気に傾き、電気機器や機械など輸出関連株を中心に買いが優勢となった。

ただ商いは低調。東証1部の売買代金は概算で1兆9870億円(速報ベース)と引き続き2兆円を下回った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕