日経平均大引け、4日続伸 448円高の1万6862円、7年ぶり高値
4日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続伸した。終値は前週末比448円71銭(2.73%)高の1万6862円47銭で、2007年11月1日以来、約7年ぶりの高値を回復した。前週に日銀が追加の金融緩和を決めたのをきっかけに外国為替市場で一時1ドル=114円台まで円安・ドル高が進行。輸出採算の改善を見込んだ買いが入り、トヨタやソニー、日立などが軒並み年初来高値を更新した。株式相場の先高期待から野村や大和といった証券株も急伸した。日経平均は一時713円高の1万7127円まで上昇する場面もあった。
ただ取引終盤にかけては円安の一服などを受けて利益確定売りが出て、日経平均はやや伸び悩んだ。
東証1部の売買代金は概算で5兆4304億円(速報ベース)と2013年5月23日以来、約1年5カ月ぶりの高水準だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕