日経平均大引け 190円安で4日続落 4カ月ぶり安値 円高が重荷

3日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前週末比190円31銭(0.92%)安の2万0410円88銭で終えた。2月8日以来ほぼ4カ月ぶりの安値。米国と各国との貿易摩擦の激化を懸念して、景気敏感株を中心に売りが出た。円高・ドル安の進行が輸出関連株を下押しし、日経平均の下げ幅は一時、300円に迫った。一方、午後には日銀による上場投資信託(ETF)買い観測が下値の堅さを意識させたほか、内需や業績が景気動向に左右されにくいディフェンシブ銘柄への買いが相場を下支えした。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
関連企業・業界
企業: