日経平均大引け 小幅続伸8円高、金融など高い 売買低調
22日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前週末比8円27銭(0.03%)高の2万3816円33銭とこの日の高値で終えた。米長期金利の上昇を受けてMS&ADや大和といった保険株や証券株が買われ、指数を下支えした。ファナックやソフトバンクなどここ数日下げていた値がさ株の一角に押し目買いが入ったのも追い風だった。ただ様子見ムードも強く、売買は盛り上がらなかった。
午後中ごろまでの相場は小安く推移する場面が目立った。円相場の高止まりを嫌気してトヨタやホンダなど自動車株が売られた。米政府機関の一部閉鎖など外部環境の不透明感の高まりも買い手控え要因となった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3823億円(速報ベース)と今年最低だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕