日経平均大引け 7日ぶり反発、66円高 金融株がけん引
10日の東京株式市場で日経平均株価は7営業日ぶりに反発した。終値は前週末比66円03銭(0.30%)高の2万2373円09銭だった。8月の米雇用統計が米利上げを後押しする内容だったと受け止められて円安・ドル高が進み、自動車など輸出関連株の一部に買いを促した。米長期金利の上昇で運用環境が改善するとの期待から保険など金融株も買われて相場の上げをけん引した。
だが、トランプ米政権の保護主義的な通商政策への警戒感がくすぶるなかで積極的に相場の上値を追う動きは乏しく、日経平均は下げる場面もあった。
東証1部の売買代金は概算で1兆8752億円(速報ベース)だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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