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米国・欧州株概況

米国株15時、ダウ813ドル安 世界景気の減速懸念強まる

2020/2/28 5:18
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【NQNニューヨーク=岩本貴子】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続落している。15時現在は前日比813ドル38セント安の2万6144ドル21セントで推移している。下げ幅は一時、900ドルを超えた。新型コロナウイルスによる肺炎の感染が世界で広がり、世界景気の下押しになるとの懸念から売りが優勢になっている。

米疾病対策センター(CDC)は26日、カリフォルニア州で海外渡航歴がなく、感染者との接触も未確認の人への感染事例があったと発表。欧州や韓国でも感染が一段と広がっており、ヒトやモノの移動の制限の長期化が景気の下押し圧力になるとの見方が強まった。バンク・オブ・アメリカは27日、2020年の世界の経済成長率の見通しを従来の3.1%から2.8%に下方修正した。

投資家のリスク回避姿勢の動きは続き、相対的に安全資産とされる米国債への買いも続いた。長期金利の指標となる米10年物国債利回りは過去最低を更新した。

投資家心理を図る指標の変動性指数(VIX)は一時、前日比で約17%高い32台後半に上昇した。不安心理が高まった状態とされる20を大きく上回り、投資家の懸念を示している。「投資家は新型コロナを巡るヘッドライン(ニュースの見出し)に敏感に反応するようになっている」(ナショナル・ホールディングスのアート・ホーガン氏)との見方があり、指数の値動きの激しさにつながっている。

ダウ平均は下げ幅を182ドルまで縮める場面もあった。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が一時、チャート分析で長期的な基調を示す200日移動平均を下回った。200日線が下値支持になるとみた投資家からの買いが入った。

中国関連とされるスマートフォンのアップルや化学のダウが売られ、指数を押し下げている。26日夕に20年1~3月期のパソコン関連部門の売上高が当初予想に届かないと発表したソフトウエアのマイクロソフトも下落している。一方、証券会社が投資判断を引き上げた工業製品・事務用品のスリーエム(3M)は上昇している。

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