米国株、ダウ3日ぶり反落 ホーム・デポやキャタピラー下落で
【NQNニューヨーク=古江敦子】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比33ドル97セント安の2万6057ドル98セント(速報値)で終えた。市場予想を下回る四半期決算を発表したホームセンター大手ホーム・デポが下げたほか、アナリストが投資判断を引き下げた建設機械大手キャタピラーが売られたのが重荷だった。3カ月半ぶりの高値圏とあって利益確定目的の売りも出やすかった。
ダウ平均は上昇する場面があった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で利上げを見送る方針を繰り返し、買い安心感が広がった。米中貿易交渉の合意への期待も引き続き相場を支えた。
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