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【NQNニューヨーク=古江敦子】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比128ドル65セント安の2万7141ドル32セント(速報値)で終えた。航空機のボーイングや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が売られ指数を押し下げた。6月の米耐久財受注額など市場予想を上回る米経済指標が相次ぎ、米金融緩和策への期待が後退したのも相場の重荷になった。
新型機「737MAX」の運航停止の長期化を受け、サウスウエスト航空が一部空港で同機の運航を停止すると発表しボーイング株が売られた。3Mは決算説明会で中国の売上高見通しを引き下げ、世界景気の減速にも言及し先行きの収益が悪化するとの思惑を誘った。
前日にともに過去最高値を更新したハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数と多くの機関投資家が運用の参考指数とするS&P500種株価指数は反落した。