米国株、ダウ平均反落 欧州指標悪化で景気減速を懸念
【NQNニューヨーク=横内理恵】24日の米株式相場は反落し、ダウ工業株30種平均は前日比58ドル32セント安の2万6598ドル07セント(速報値)で終えた。欧州の経済指標が弱く世界景気の減速懸念が意識され、資本財や素材株の売りを誘った。米長期金利の低下が嫌気され、金融株の下げも目立った。24日発表の四半期決算を受けて中国事業に対する不透明感が強まった建機のキャタピラーが下げ、ダウ平均の重荷となった。
前日には多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数とナスダック総合株価指数が過去最高値を更新し、利益確定売りも出やすかった。