米国株、ダウは小反発 米製造業の景況改善を好感
【NQNニューヨーク=横内理恵】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3営業日ぶりに反発し、前週末比15ドル26セント高の2万6950ドル33セント(速報値)で終えた。23日発表の9月の米製造業の購買担当者景気指数(PMI)が8月から改善し、米景気の減速懸念が和らいだ。同日発表のユーロ圏の9月のPMIが落ち込んだのを受けて売りが先行したが、午後に上げに転じた。
ただ、米中貿易摩擦や世界景気減速への警戒感は解けていない。それを映し、買われたのは公益事業や日用品、飲料など業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄が中心だった。