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米国・欧州株概況

米国株15時、ダウ小幅高 米中の第1段階合意を好感も上値重く

2019/12/14 5:14
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【NQNニューヨーク=横内理恵】13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に上昇している。15時現在、前日比10ドル20セント高の2万8142ドル25セントで推移している。米中が貿易交渉で「第1段階」の合意に達し、米政府が15日に予定していたスマートフォンなどへの対中制裁関税の発動を見送ったことが好感されている。もっとも、合意期待が強まった12日に米国株は大幅に上昇していたうえ、これから始まる「第2段階」の交渉に対する不透明感もあり上値の重い展開となっている。

ダウ平均は午前中に150ドルあまり上げた後、100ドル超まで下げ幅を広げるなど乱高下する場面があった。午前10時過ぎに中国政府が米国と第1段階の合意に達したと正式に発表すると、好感した買いが入った。

その後、トランプ米大統領がツイッターに「極めて大きな合意が実現した」と投稿し、米国が15日に予定していた中国製品1600億ドルへの追加関税の発動を見送る方針を発表した。9月に発動したスマートウオッチなど1200億ドル分への関税も税率を15%から半減する。ただ、2500億ドル相当への25%の制裁関税は据え置いた。「関税の引き下げの程度は事前の市場想定よりも小さかった」(ゴールドマン・サックス)との見方があった。

トランプ氏はツイッターに「2020年の米大統領選を待たずに、第2段階の合意に向けた交渉を即座に始める」とも投稿した。今後の協議で米中関係が再び緊張しかねないとの見方が売りを誘う場面があった。週末で利益確定目的の売りも出た。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、同20.875ポイント高の8738.193と過去最高値を上回って推移している。

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