米国株、大幅反落 ダウ3カ月半ぶり安値、原油の先安観根強く
【NQNニューヨーク=古江敦子】13日の米株式相場は大幅に反落した。ダウ工業株30種平均は前日比364ドル81セント安の1万6151ドル41セント(速報値)で終え、2015年9月29日以来およそ3カ月半ぶりの安値を付けた。原油先物相場の先安観が根強く、投資家は運用リスクを取りにくい状況が長引くとの見方が米株式の売りにつながった。多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数が節目の1900を下回ったことも投資家心理を一段と悪化させ、幅広い銘柄に売りが広がった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落し、同159.854ポイント安の4526.065(同)で終えた。