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米国・欧州株概況

米国株、ダウ500ドル強下落 コロナ感染の再拡大懸念で

2020/9/22 5:02
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【NQNニューヨーク=川内資子】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前週末比510ドル90セント安の2万7146ドル52セント(速報値)で終えた。欧州でコロナ感染が再拡大し、英政府が21日にも関連規制の強化を発表すると伝わった。経済への悪影響への懸念から欧州株式相場が軒並み大きく下げ、米市場でも景気敏感株を中心に株売りが優勢となった。追加経済対策の成立遅れなど米国の悪材料が続いたことも投資家のリスク回避姿勢を促した。

英首相の科学技術顧問らが21日、同国の1日あたりの新規感染者数が10月に5万人に達する可能性を指摘した。英政府はコロナの警戒レベルを「感染の急増」を示す4に引き上げた。英政府は22日に開く緊急対策会議で規制強化を決めるもようで、景気への影響が懸念された。

米連邦最高裁のルース・ギンズバーグ判事が18日に死去した。トランプ米大統領は25日にも後任候補を指名すると明らかにした。ただ、11月の大統領選前への指名には野党民主党を中心に反対が多い。与野党の対立が深まり、追加経済対策の交渉が遅れるとの見方が出た。

クレジットカードのアメリカン・エキスプレスや化学のダウ、建機のキャタピラーなど景気敏感株が安い。原油安を受けてシェブロンなど石油株が売られ、マネーロンダリング(資金洗浄)疑惑が浮上したJPモルガン・チェースなど銀行株も安い。コロナの感染拡大への警戒感からクルーズ船や空運株も大幅安となった。

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