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NY株、小幅続伸 商品は原油反発

海外市場動向

【NQNニューヨーク=横内理恵】29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、前週末比10ドル58セント高の2万6553ドル91セント(速報値)で終えた。3月の米個人消費支出(PCE)が市場予想以上に増加し、米消費の底堅さを示したと受け止められた。米長期金利が上昇し、利ざやが改善するとの見方から金融株に買いが入った。

相場の上値は重く、ダウ平均は伸び悩んで終えた。29日の取引終了後のアルファベット(グーグル)や30日のアップルなど主要ハイテク企業の決算発表が相次ぐ。米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計の発表もあり、様子見ムードから買いの勢いは弱かった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数と多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は小幅に上昇。ともに連日で過去最高値を更新した。

【NQNニューヨーク=古江敦子】29日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が4営業日ぶりに反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前週末比0.20ドル高の1バレル63.50ドルで終えた。イラン産原油の禁輸への対応で中東産油国が増産に動くとの観測がやや後退し、買いを促した。

米政府は5月からイラン産原油を全面禁輸するよう日本などに求めている。供給不安への対応としてトランプ米大統領が26日、「サウジアラビアや主な産油国と話し、供給を増やすことで合意した」とツイッターに投稿。これを受け、26日のNY原油先物は3週ぶり安値まで下げていた。

サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相など中東産油国の首脳が「トランプ氏とは話をしていない」と述べたと伝わり、29日は原油供給が増えるとの観測がやや後退した。政情不安が続くリビアやベネズエラの供給減は継続しており、需給の締まりを見込む買いが優勢になった。

金先物相場は4営業日ぶりに反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である6月物は前週末比7.3ドル安の1トロイオンス1281.5ドルで終えた。米株式相場の上昇で投資家心理が改善し、リスク回避目的で買われやすい金の重荷になった。

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