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米国・欧州株概況

米国株、ダウ6日続落で始まる 一時660ドル超下落 新型コロナの拡大懸念

2020/2/27 23:56
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【NQNニューヨーク=川内資子】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続落して始まった。午前9時55分現在、前日比485ドル78セント安の2万6471ドル81セントで推移している。下げ幅は一時660ドルを超え、12日に付けた過去最高値(2万9551ドル)からの下落率は「調整局面」入りとされる10%を超えた。新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済への下押し圧力が強まると懸念した売りが続いている。

世界各地で新型コロナの感染拡大が続き、米疾病対策センター(CDC)は26日、西部カリフォルニア州で海外の渡航歴がなく、感染者との接触も未確認の感染事例があったと明らかにした。米国でも感染が広がるとの警戒感が改めて強まった。市場では「新型コロナが広範囲に広がれば、2020年の米主要500社の1株利益の伸び率はゼロになる」(ゴールドマン・サックス)との試算も出始めた。

投資家心理を図る指標の変動性指数(VIX)は一時、前日比で約17%高い32台後半に上昇した。不安心理が高まった状態とされる20を上回る水準で一段と上げている。

米債券市場では安全資産とされる米国債買いが進み、長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時1.25%まで低下(債券価格は上昇)し過去最低を更新した。利ざや縮小への懸念からJPモルガン・チェースなど金融株が売られた。

26日夕に1~3月期のパソコン部門の売上高が見通しに届かないと発表したマイクロソフトは3%超下げて始まった。景気敏感株である化学のダウやスマートフォンのアップル、映画・娯楽のウォルト・ディズニーも安い。前日夕に新型コロナが今年の業績に大きく影響する可能性があるとの認識を示したホテルチェーンのマリオット・インターナショナルも安い。

一方、製薬のメルクや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)には買いが先行した。新型コロナの治療薬の開発期待が強いバイオ製薬のギリアド・サイエンシズも上げている。

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