米国株、もみ合いで始まる ダウ10ドル高、ハイテク株に買いも上値重く

2018/9/27 22:56
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【NQNニューヨーク=川内資子】27日の米株式相場はもみ合いで始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比10ドル97セント高の2万6396ドル25セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同35.883ポイント高の8026.249で推移している。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力のハイテク株の一角が買われ、相場を支えた。一方、前日に続き金融株が売られたほか、貿易摩擦が激化するとの警戒感も根強く相場の上値は重い。

米議会上院の司法委員会は27日、トランプ米大統領が連邦最高裁判所判事に指名した保守派、ブレット・カバノー氏の性的暴行疑惑について公聴会を開く。成り行き次第では11月の米中間選挙の結果に影響するとして、市場では公聴会を慎重に見極めたいとのムードが強い。

アップルは証券会社が投資判断を「オーバーウエート(買い)」で始め、買いを誘った。27日にニューヨーク市内にインターネット通販で売れ行きの好調な商品を販売する実店舗を開いたアマゾンには収益拡大の期待から買いが入った。アナリストによる目標株価引き上げが相次いだ顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムも高い。前日に下げたスポーツ用品のナイキは反発して始まった。

一方、四半期決算と同時に経営体制の変更を発表したドラッグストアのライト・エイドは下げている。前日夕に減収減益決算を発表した家庭雑貨小売りのベッド・バス・アンド・ビヨンドが急落。トランプ氏が通商政策で強硬姿勢を維持していることを受けて、建機のキャタピラーなど海外事業の比率が高い銘柄の一角も下げている。

朝方発表の8月の耐久財受注額は前月比4.5%増と市場予想を大きく上回った。ただ、変動の大きい航空機関連の伸びによる押し上げ効果が大きく、見た目ほど内容は強くはないとの指摘があり相場の反応はいまのところ目立たない。

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