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米国株 売り先行、ダウ一時260ドル超下げ 中国株の空売りに警戒、ドル高も重荷

【NQNニューヨーク=岩切清司】17日朝方の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落して始まった。9時35分現在の水準は前日比134ドル56セント安の1万7971ドル21セント。その後に下げ幅は拡大し、268ドルに達する場面もあった。ナスダック総合株価指数も下落。最近まで投資家の人気を集めていた中国株に需給不安が台頭し、欧州株安など世界市場に警戒感が高まった。米長期金利の上昇に伴うドル高も株式相場の重荷だ。

中国当局が機関投資家に空売りの需要に対応する貸株を認めると伝わった。足元で上昇基調を強めている中国株にとって冷や水になりかねず、「欧州市場でも嫌気され欧州株売りの一因となった」(CMCマーケッツのジャスパー・ローラー氏)といいドイツ株式指数(DAX)の下落率が前日比で2%に迫る場面があった。株式売りの連鎖が米市場にも及んだ。

取引開始前に発表された3月の消費者物価指数(CPI)でエネルギー・食品を除くコア指数が前月比で市場予想を上回る伸びを示した。債券市場で米国債利回りが発表前水準から上昇(価格は下落)するなど反応した。外国為替市場では上昇していた円相場が一転して円安・ドル高の展開に転じ、1ドル=119円台前半で取引が進んでいる。対ユーロでもドルが買われると、世界市場で事業を展開する米企業の収益圧迫要因として改めて意識された。

機械のハネウェル・インターナショナルが安い。通期の売上高見通しを引き下げたことを売り材料視した。四半期決算で減収が嫌気されたクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスも売られた。半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も低調な業績を背景に売りが殺到し急落した。

ゼネラル・エレクトリック(GE)がしっかり。1~3月期決算で最終損益が金融部門を中心に大幅な赤字となったが、事業の集中に伴う損失による影響との評価から買いが優勢となった。

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