米国株、ダウ平均一時471ドル安 貿易摩擦の激化を警戒

2019/5/6 22:45
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【NQNニューヨーク=川内資子】6日の米株式相場は大幅に反落して始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前週末比367ドル27セント安の2万6137ドル68セントで推移している。下げ幅は一時471ドルに達した。トランプ米大統領が5日、中国製品への関税引き上げを表明し、米中貿易摩擦が激化するとの懸念が強まった。6日の中国株相場が大きく下げ、欧州株相場も下落。米市場でも投資家のリスク回避姿勢が強まり、中国事業の比率が高い銘柄を中心に幅広く売りが優勢となった。

トランプ氏は中国の知的財産権侵害などを理由に2000億ドル分の同国製品に課す関税を10日から10%から25%に引き上げると表明した。米市場では米中は貿易協議で折り合うとの楽観が広がっていたため、米政権による突然の強硬姿勢の表明を受けて先行き不透明感が急速に意識された。株売りが膨み、安全資産とされる米国債が買われている。

中国事業の比率が高い建機のキャタピラーや航空機のボーイングなどが安い。貿易摩擦の激化が部品のコスト高や世界経済の減速を通じて業績の重荷になるとの懸念から、ゼネラル・モーターズ(GM)など自動車株やインテルなど半導体株も売られている。米長期金利の低下や景気減速の見方からゴールドマン・サックスなど金融株も下げた。

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