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米国株、反発で始まる ダウ149ドル高、ウォルマートとシスコが押し上げ

【NQNニューヨーク=戸部実華】16日の米株式相場は反発して始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比149ドル27セント高の2万3420ドル55セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同47.997ポイント高の6754.205で推移している。日欧の株式相場が堅調だったことを受け、市場心理が改善。ダウ平均は前日に約2カ月半ぶりの下げ幅となり、押し目買いも入りやすい。ウォルマート・ストアーズとシスコシステムズが大幅高となり、ダウ平均を押し上げている。

16日朝に2017年8~10月期決算を発表した小売り大手のウォルマートが一時6%強上昇した。既存店売上高が市場予想以上に伸びた。15日夕に発表した決算が増益となり、収益見通しが市場予想を上回ったネットワーク機器大手のシスコシステムズも6%台の上昇となっている。

米長期金利が上昇し、利ざや改善期待からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースといった金融株も買われている。前日に相場の重荷となったアップルやマイクロソフトなどの時価総額の大きい主力ハイテク株にも買いが戻っている。

朝方発表の米経済指標は強弱が入り交じり、相場への影響は今のところ限られている。週間の米新規失業保険申請件数は減少を見込んだ市場予想に反して前週比で増え、11月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想以上に前月から低下した。一方、10月の鉱工業生産と設備稼働率は市場予想を上回る伸びだった。

出版大手のタイムが身売り交渉に動いていると伝わり、急騰している。アナリストの投資判断引き上げが伝わったネットラジオ局のパンドラ・メディアも高い。高級家具のRHは業績見通しを引き上げたことが好感され買われている。市場予想を上回る決算を発表したストレージ(外部記憶装置)大手のネットアップも買いが優勢となっている。

ダウ平均の構成銘柄では建機のキャタピラーや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も高く始まった。

一方、家電量販店のベストバイは売上高や既存店売上高が市場予想を下回り売りが先行。音楽専門局「MTV」などを傘下に持つ米メディア大手バイアコムは1株利益が市場予想を下回り、嫌気した売りに押されている。

ダウ平均の構成銘柄では石油のエクソンモービル、ゼネラル・エレクトリック(GE)などが下げて始まった。

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