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米国・欧州株概況

米国株、もみ合いで始まる ダウ33ドル安、米雇用改善を好感も上値重く

2017/1/7 0:02
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【NQNニューヨーク=神能淳志】6日の米株式相場はもみ合いで始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比33ドル84セント安の1万9865ドル45セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同0.617ポイント高の5488.552で推移している。米雇用情勢の改善を好感した買いが入った。だが、週末とあって利益確定の売りが出やすく相場は膠着感を強めている。

NY証券取引所=ロイター

NY証券取引所=ロイター

米労働省が取引開始前に発表した2016年12月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月から15万6000人増えた。増加幅は市場予想(18万人程度)を下回ったが、11月分は上方修正。平均時給の伸び率は0.4%と2カ月ぶりにプラスへと転じ、前年同月比では09年6月以来7年半ぶりの高さとなった。

市場では「雇用者数の伸びは減速したものの天候の影響が大きい。依然として失業率を押し下げる強さを保ち、賃上げは加速し米連邦準備理事会(FRB)に金融引き締めを求める圧力になる」(ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのジム・オサリバン氏)との声があった。米長期金利が上昇し、株式市場では利ざや改善への期待から金融株が買われて相場を支えた。

しかし、継続的な配当が期待される通信や公益事業株、不動産投資信託(REIT)などには売りが出て相場全体の重荷となった。米ヤフーの主力事業買収を巡り、経営幹部が先行き不透明感をあらわにしたと伝わった通信のベライゾン・コミュニケーションズが大きく売られたこともダウ平均を押し下げている。

百貨店のJCペニーが安い。取引開始前には昨年11~12月の既存店売上高が前年同期比0.8%減ったと発表し、年末商戦期の販売不振を嫌気した売りが膨らんだ。前日夕に業績見通しの下方修正を発表した衣料のG-3アパレルも大幅安。ダウ平均を構成する30銘柄では小売り大手のウォルマート・ストアーズや医療品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が下げた。

一方で、バイオ医薬品のアムジェンが高い。前日夕に高コレステロール血症治療薬を巡る訴訟でフランスの同業サノフィや米リジェネロン・ファーマシューティカルズの特許侵害が認められたと発表したことが買い材料視された。昨年12月の既存店売上高が増えた米ギャップが上昇。ダウ平均ではメディア大手のウォルト・ディズニーやスポーツ用品のナイキが買われた。フェイスブックやアマゾン・ドット・コムといった代表的なネット関連株も高い。

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