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米国・欧州株概況

米国株、ダウ3日続伸で始まる 大型経済対策の早期実施期待で

2020/3/26 22:45
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【NQNニューヨーク=戸部実華】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸して始まった。午前9時35分現在、前日比329ドル52セント高の2万1530ドル07セントで推移している。上げ幅は一時、500ドルを超えた。米上院は25日、新型コロナウイルスに対応する2兆ドル(約220兆円)規模の大型経済対策法案を賛成多数で可決し、早期に景気刺激策が実施されるとの期待から買いが先行した。

法案は26日をメドに下院でも採決される見通し。航空会社や宿泊業など新型コロナで打撃を受けた産業に5000億ドルの救済資金を用意し、米連邦準備理事会(FRB)が企業に資金供給する新制度もつくるという。後退入りが見込まれる米景気を下支えするとの期待が相場を支えている。ムニューシン米財務長官が「3週間以内に米国民に小切手が届く」と述べたと26日朝に伝わったのも好感された。

米労働省が26日発表した新規失業保険申請件数は21日までの1週間で328万3000件となり、前の週から11.6倍と急増した。これまでの過去最大だった1982年10月の69万件を大きく上回った。市場では「申請件数の多さに州のウェブサイトや電話回線が混み合って正確な数字が反映されずに今後数週間で件数は一段と増える可能性がある」(CIBCキャピタル・マーケッツ)との見方もあった。ただ、事前に悪い数値が出ることが見込まれていたこともあり、今のところ相場への反応は限られている。

政府の経済対策案への期待が続き、航空機のボーイングが約1割上げている。25日夕に発表した四半期決算で売上高や特別項目を除く1株利益が市場予想を上回った半導体のマイクロン・テクノロジーが高い。同業のインテルも買いが先行した。

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