/

米国株、売り先行 ダウ150ドル超安、トルコ懸念で ハイテク安い

【NQNニューヨーク=森田理恵】15日の米株式相場は下落して始まった。午前9時35分現在はダウ工業株30種平均は前日比157ドル69セント安の2万5142ドル23セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同60.585ポイント安の7810.310だった。15日のアジアや欧州の主要株価指数が総じて下落し、米国株にも売りが及んでいる。トルコ政府が15日、一部の米国製品に適用する輸入関税を大幅に引き上げ、米国とトルコの対立激化への懸念が相場の重荷になっている。

中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)が15日発表した2018年4~6月期決算が約13年ぶりに四半期ベースで減益となり、米市場でもハイテク株に対する投資家心理を弱気に傾けた。ネットフリックスやフェイスブック、アルファベット(グーグル)などに売りが先行している。

朝方発表の7月の米小売売上高は前月比0.5%増と市場予想を上回った。8月のニューヨーク連銀製造業景況指数や4~6月期の労働生産性指数(速報値)もそれぞれ予想以上に改善したが、相場の反応は限られた。

百貨店のメーシーズが大幅安。朝方発表した2018年5~7月期決算が減収だったのが嫌気されたもようだ。売上高、特別項目を除いた1株利益とも市場予想は上回り、通期の業績見通しも上方修正したが好感した買いは限られた。同業のシアーズ・ホールディングスは、大株主である最高経営責任者(CEO)が家電ブランド「ケンモア」などを現金で買い取る提案をしたと伝わった。株価は下げて始まった。

カナダの大麻企業に40億ドルを追加投資すると発表した酒類販売のコンステレーション・ブランズにも売りが先行。アナリストによる投資判断引き下げが伝わったハードディスク駆動装置(HDD)のウエスタンデジタル(WD)も安く始まった。

エヌビディアは小高い。ウェルズ・ファーゴ証券が投資判断を「アンダーパフォーム(売り)」から「アウトパフォーム(買い)」に引き上げたと伝わった。外食のチポトレ・メキシカン・グリルもアナリストによる判断引き上げが伝わり上げて始まった。化学品のKMGケミカルズは半導体研磨剤メーカーの米キャボット・マイクロエレクトロニクスが約16億ドルで買収することで合意したと15日朝に発表し、急伸している。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン