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米国株、売り優勢で始まる ダウ54ドル安 ハイテク株の売り続く

【NQNニューヨーク=横内理恵】15日の米株式相場は売り優勢で始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比54ドル28セント安の2万1320ドル28セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同61.701ポイント安の6133.191で推移している。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力ハイテク株への利益確定売りが続き、市場心理を冷やしている。

米連邦準備理事会(FRB)が前日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の利上げ回数の見通しを維持し、量的金融緩和で膨らんだ保有資産の縮小に年内に着手することを表明した。市場の想定よりもFRBが金融政策の正常化に積極的との受け止めから、株式市場への資金流入がこれまでよりも細る可能性が意識された。年初から大きく上昇してきた情報技術(IT)関連株などの持ち高を手じまう動きが加速するとの警戒感も浮上した。

ロシア政府が2016年の米大統領選に関与したとの疑惑について、前日夜にムラー特別検察官がトランプ大統領を司法妨害の疑いで捜査していると報じられた。米政治の不透明感や景気刺激策がさらに遅れるとの観測も買い手控えにつながっている。

朝方に発表された経済指標には改善が目立った。ニューヨーク連銀やフィラデルフィア連銀が発表した6月の製造業景況指数が市場予想を上回り、週間の新規失業保険申請件数も市場予想以上に減少した。一方、5月の鉱工業生産は横ばいだった。ただ経済指標に対する相場の反応はあまり目立たない。

アナリストの投資判断引き下げが伝わったグーグルの持ち株会社のアルファベットが下落。四半期決算が大幅減益だったうえ、業績見通しを引き下げたスーパーのクローガーも大幅安で始まった。慎重な業績見通しを公表した鉄鋼のヌーコアも安い。ダウ平均の構成銘柄ではスポーツ用品のナイキやクレジットカードのビザが売られている。

一方、医療保険のユナイテッドヘルス・グループや建機のキャタピラーが上げて始まった。

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