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米国・欧州株概況

米国株、反発で始まる ダウ一時120ドル超上昇、戻り期待の買い先行

2018/3/14 23:02
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【NQNニューヨーク=古江敦子】14日の米株式相場は反発して始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比81ドル77セント高の2万5088ドル80セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同16.177ポイント高の7527.189で推移している。ダウ平均の上げ幅は一時120ドルを超えた。前日までの続落でダウ平均が300ドルあまり下げたのを受け、短期的な相場の反発に期待した買いが先行した。

 朝方発表の2月の米卸売物価指数は前月比0.2%上昇とほぼ市場予想の範囲内にとどまった。物価上昇圧力は高まっていないと受け止められ米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースは加速しないとの思惑も相場を支えている。

 もっとも、2月の米小売売上高は前月比0.1%減と、増加を見込んでいた市場予想に反して減少。ティラーソン米国務長官の更迭をうけ北朝鮮問題や中東政策など外交の先行き不透明感が意識されていることもあり、相場の上値は重い。

 アナリストが投資判断を引き上げたと伝わった自動車大手のフォード・モーターに買いが先行。ダウ平均の構成銘柄では医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やマイクロソフト、IT(情報技術)機器のシスコシステムズなどが上昇している。

 一方、半導体大手クアルコム買収を断念すると14日朝に正式に発表した同業のブロードコムに売りが先行。クアルコムも下げている。小売売上高を受け、メーシーズやノードストロームなど百貨店株に売りが先行した。

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