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米国・欧州株概況

NY株、小安く始まる 物価指標の上振れで利上げ意識

2017/9/14 23:06
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【NQNニューヨーク=森田理恵】14日の米株式相場は小安く始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比4ドル65セント安の2万2153ドル53セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同30.190ポイント安い6429.998で推移している。米物価指標が市場予想を上回り、追加利上げの思惑が再浮上した。主要3指数は前日まで連日で最高値を更新しており、目先の利益確定を目的とした売りも出やすい。

 朝方発表の8月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇した。市場予想(0.3%程度の上昇)を上回り、1月以来7カ月ぶりの高い上昇率だった。前年同月比では1.9%上昇と米連邦準備理事会(FRB)の政策目標である2%に近い水準となった。週間の新規失業保険申請件数は微増を見込んだ市場予想に反して前週比で減少。一連の指標を受けてFRBが追加利上げに動きやすくなるとの見方が広がり、株式相場の重荷になった。

 米政治の先行き不透明感も改めて意識された。幼少期に親と不法入国した若者の在留を認める制度(DACA)の撤廃を巡り、トランプ大統領と野党民主党の話し合いが物別れに終わったもよう。トランプ氏がメキシコ国境の壁建設を予算確保に先行して進める考えを示したとも伝わった。税制改革で与野党が歩み寄るとの期待が株価を押し上げてきたため、与野党間の亀裂が再び深まることも警戒されている。

 半導体メーカー、ラティス・セミコンダクターに売りが先行した。トランプ米大統領が前日、中国系投資ファンドによる買収の阻止を決めたことが嫌気されている。ダウ平均の構成銘柄ではマイクロソフトやアップル、保険のトラベラーズの下げが目立つ。飲料のコカ・コーラやIT(情報技術)機器のシスコシステムズも安い。

 病院経営大手のテネット・ヘルスケア・コーポレーションは急伸している。前日夕に身売りを含めた経営上の選択肢を模索していると伝わったのを手掛かりとした買いが続いた。食品のユナイテッド・ナチュラル・フーズが大幅高で始まった。前日夕に発表した2017年5~7月期決算で特別項目を除いた1株利益が市場予想を上回り、好感した買いが入った。ダウ銘柄では通信のベライゾン・コミュニケーションズやホームセンターのホーム・デポ、石油のシェブロンが上げて始まった。

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