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米国株、ダウ小反落で始まる 24ドル安 P&Gや金融株安い

【NQNニューヨーク=横内理恵】23日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が小反落して始まった。午前9時35分現在、前日比24ドル60セント安の2万6190ドル00セントで推移している。同日発表した四半期決算が減益だったプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や赤字だった日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などが売られ、ダウ平均を押し下げている。日銀の緩和縮小観測の後退で米国債が買われ、米長期金利が低下。利ざやが縮小するとの見方から金融株の一角が下げている。

一方、決算で1株利益が市場予想を上回った保険のトラベラーズなどは上げ、ダウ平均を下支えている。ダウ平均は小幅高に転じる場面もあった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同20.758ポイント高の7428.790で推移している。前日夕に決算を発表した動画配信のネットフリックスが10%以上上げ、ハイテク株全般に買いが広がった。

JPモルガン・チェースが安い。新規出店や雇用増、賃金引き上げなどを発表したが、金利低下を受けた売りに押された。最高執行責任者(COO)のアンソニー・ノト氏の辞任を発表した短文投稿サイトのツイッターも売られている。決算と併せて人員削減などのリストラ計画を発表した日用品のキンバリー・クラークにも売りが出ている。

四半期決算が税制改革の影響で大幅増益となった通信のベライゾン・コミュニケーションズが上昇。前日夕に業績見通しを引き上げたソフトのアドビシステムズも上昇した。

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