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米国・欧州株概況

米国株、反発で始まる ダウ28ドル高、中国輸出増など好感

2017/10/13 23:06
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【NQNニューヨーク=滝口朋史】13日の米株式相場は反発で始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比28ドル22セント高の2万2869ドル23セントで推移している。中国の輸出の伸びが続き、世界経済の先行きに対する楽観的な見方が投資家心理を支えている。一方、主要な株価指数が最高値圏にあるうえ、朝方発表の米消費・物価指標が市場予想に届かなかったため上値を追う動きも限られている。

 中国税関総署が発表した9月の貿易統計ではドルベースの輸出額が7カ月連続で前年同月の水準を上回った。世界経済の回復が続き、世界で稼ぐ米企業の収益拡大につながるとの見方が広がり買い安心感につながった。

 中国の9月の原油輸入が増加し、景気減速に伴う輸入抑制懸念の後退から需給改善につながるとの思惑で原油先物相場が反発している。収益改善への期待からシェブロンやエクソンモービルなどエネルギー関連株が買われ相場を支えている。

 一方、米商務省が発表した9月の小売売上高は前月比で1.6%増えたが、1.7%程度の増加を見込んでいた市場予想には届かなかった。米労働省が発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前月比で0.5%上昇したが、市場予想(0.6%上昇)は下回った。ハリケーン被害の反動で改善するとの見方が広がっていたため米景気の回復力が予想ほど強くないとの見方を誘った。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は前日比15.710ポイント高の6607.220と、11日に付けた過去最高値を上回って推移している。アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、アルファベット(グーグル)などの主力株に買いが先行し、指数を押し上げている。

 アナリストの目標株価引き上げが伝わったGPU(画像処理半導体)大手のエヌビディアが上昇。大型多目的スポーツ車(SUV)『モデルX』で1万1000台をリコール(回収・無償修理)すると発表した電気自動車(EV)のテスラも高い。ダウ平均の構成銘柄ではクレジットカードのビザやアメリカン・エキスプレス(アメックス)、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が高い。

 一方、朝方に発表した2017年7~9月期決算で売上高にあたる純営業収益が市場予想を下回った米銀大手のウェルズ・ファーゴに売りが先行。決算が予想を上回る増収増益だったバンク・オブ・アメリカはもみ合っている。ダウ平均の構成銘柄では医療保険のユナイテッドヘルス・グループや通信のベライゾン・コミュニケーションズ、金融のゴールドマン・サックスが安い。

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