米国株、続伸して始まる 米中貿易協議の進展を期待

2018/12/11 23:58
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【NQNニューヨーク=横内理恵】11日の米株式相場は続伸して始まった。午前9時40分現在、ダウ工業株30種平均は前日比310ドル36セント高の2万4733ドル62セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同84.718ポイント高の7105.238で推移している。米中の通商協議が進展するとの期待から、幅広い銘柄に買いが向かった。前日は取引時間中に大幅安となった後に上昇に転じて終えていたため、目先の戻りを見込んだ買いも入った。

トランプ米大統領が11日、「中国と実りある対話が行われている。重要な発表を待っていて欲しい」とツイッターに投稿した。11日には中国の劉鶴副首相がムニューシン米財務長官やライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と通商問題について電話で協議したことも明らかになった。米中の貿易協議が続いており、貿易摩擦への懸念がやや和らいだ。中国売上高が大きい航空機のボーイングや一部のハイテク株など、米中摩擦の影響を受けやすいとされる銘柄が買われている。

カウエンのアナリストが買い推奨したと伝わったアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が高い。アナリストが投資判断を引き下げたと伝わった製薬のファイザーが安い。

朝方発表の11月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.1%上昇と、市場予想(0.1%下落)を上回った。ただ前年同月比では伸びが鈍化しており、物価上昇ペースは引き続き緩やかとの見方につながった。株式市場での反応はあまり目立たない。

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