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米国株、続落で始まる ダウ35ドル安、アップルに売り続く

【NQNニューヨーク=滝口朋史】20日の米株式相場は続落で始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比35ドル02セント安の2万4629ドル87セントで推移している。トランプ米大統領が石油輸出国機構(OPEC)を批判し、原油価格が下落。石油関連株が売られ相場の重荷になっている。主力の「iPhone(アイフォーン)」の販売鈍化懸念でアップルへの売りが続いているのも指数を押し下げている。

トランプ大統領は20日、「原油価格は人工的にとても高くなっている!良くないことだし受け入れられない!」とツイッターでOPECを批判。約3年4カ月ぶりの高値圏にあった原油先物相場が下落し、エクソンモービルやシェブロンが売られた。

半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が19日に公表した4~6月期の業績見通しが市場予想を大幅に下回ったのを受け、iPhoneの販売鈍化への懸念が強まったアップルへの売りも続いた。株価は一時2%あまり下げ、1銘柄でダウ平均を30ドル近く押し下げた。

20日は主要な米経済指標の発表がなく、個別に材料が出た銘柄の取引が中心になっている。発表が本格化している米主要企業の2018年1~3月期決算では、ゼネラル・エレクトリック(GE)が売上高、1株利益ともに市場予想を上回り大幅に上昇。投資家心理を下支えしている。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比29.786ポイント安の7208.270で推移している。アップルの下落が重荷になっているほか、アマゾン・ドット・コムやアルファベット(グーグル)、フェイスブックなど主力株にも売りが先行している。

前日の取引終了後に公表した4~6月期の業績見通しが市場予想を大幅に下回った靴メーカーのスケッチャーズが急落。前日夕に最高経営責任者(CEO)の交代を発表した玩具のマテルにも売りが先行している。ダウ平均の構成銘柄ではマイクロソフトや半導体のインテル、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが安い。

一方、朝方に発表した四半期決算で通期の売上高見通しを引き上げた機械のハネウェル・インターナショナルに買いが先行。米長期金利の上昇を背景に利ざや改善への期待からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスも上げている。ダウ平均の構成銘柄では製薬のメルクやファイザー、保険のトラベラーズが高い。

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