米国株、大幅安で始まる ダウ200ドル超安 アジア・欧州株安や雇用指標悪化で

2015/8/20付
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=古江敦子】20日の米株式相場は3日続落して始まった。午前9時35分時点のダウ工業株30種平均は前日比177ドル52セント安の1万7171ドル21セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同47.967ポイント安の4971.084だった。ダウ平均の下げ幅はその後200ドルを超え、年初来の安値を下回る場面もある。アジアと欧州の株式相場が下落し、米市場でも運用リスクを避ける動きが広がった。週間の米新規失業保険申請件数が、減少を見込んでいた市場予想に反して増えたことも売りを誘った。

百貨店のシアーズ・ホールディングスが安い。朝方発表の四半期決算は黒字に転換したが、減収を嫌気した売りに押されている。カナダの製薬会社バリアント・ファーマシューティカル・インターナショナルが下落。女性向けの性機能改善薬を製造するスプラウト・ファーマシューティカルズを10億ドル(約1240億円)で買収すると発表し、買収に伴う財務負担を懸念する売りが出た。

証券会社による投資判断の引き下げが伝わった映画・娯楽のウォルト・ディズニーが下落。製薬のメルク、米銀大手のJPモルガン・チェースなども下げている。

一方、前日夕に発表した四半期決算と業績見通しがともに市場予想を上回ったコンピューター外部記憶装置(ストレージ)を手掛けるネットアップが上昇。日用品・医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も上げる場面が目立つ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]