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米国・欧州株概況

米国株、続伸で始まる ダウ105ドル高で最高値上回る、業績期待続く

2018/1/13 0:07
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【NQNニューヨーク=滝口朋史】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸して始まった。午前9時35分現在、前日比105ドル68セント高の2万5680ドル41セントと前日に付けた過去最高値を上回って推移している。発表が本格化している米主要企業の2017年10~12月期決算が好調な結果になるとの期待を背景にした買いが続いている。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数、機関投資家の多くが運用指標に据えるS&P500種株価指数も最高値を上回って推移している。もっとも、3連休を控えた週末とあって一段の上値を追うような勢いは乏しい。

 朝方に四半期決算を発表した米銀大手のJPモルガン・チェースや資産運用大手のブラック・ロックの1株利益などが市場予想を上回った。JPモルガンは米税制改革によって18年の実効税率が大幅に下がる見通しも示した。収益拡大への期待から両社には買いが先行している。

 JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は決算発表資料で「税制改革が昨年末に実現したのは米国にとって大きなプラスだ。米企業は世界的に競争力が高まり、結果的に全ての米国民の利益になる」とコメントした。先行きの企業業績が拡大するとの期待が相場の支えになっている。

 朝方に米商務省が発表した17年12月の小売売上高は前月比で0.4%増加、米労働省が発表した消費者物価指数(CPI)は前月比で0.1%上昇した。伸び率はいずれも市場予想に一致した。

 一方、変動の大きいエネルギーと食品を除くコアCPIは前月比0.3%上昇と、17年1月以来11カ月ぶりの伸びとなり市場予想(0.2%上昇)を上回った。前日発表の卸売物価指数が市場予想に反して低下していたこともあり、米景気に対する楽観的な見方を誘ったのも投資家心理を前向きにしている。

 ナスダック総合指数は、前日比2.404ポイント高の7214.181で推移している。11日にコンテンツの表示の仕方を改め企業やメディアより、友人、家族の投稿の表示を増やすと発表したフェイスブックに広告収入の減少を警戒した売りが膨らみ上値を抑えている。

 前日の取引終了後に共同創業者のジェリー・ロールズ氏が会長兼CEOを退くと発表した通信機器のフィニサーに買いが先行している。ダウ平均の構成銘柄では製薬のメルクや小売りのウォルマート・ストアーズ、医療保険のユナイテッドヘルス・グループなど幅広い銘柄が買われている。

 一方、朝方発表の四半期決算で1株利益が市場予想を下回った米銀大手のウェルズ・ファーゴに売りが先行。前日の取引終了後にリサ・スーCEOがCPU(中央演算処理装置)にセキュリティー上の欠陥が見つかったと明らかにした半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も売られている。ダウ平均の構成銘柄ではクレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)や日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などが下げている。

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