さっぽろ雪まつり閉幕 最多264万人来場
大小さまざまな雪像が人々の目を楽しませる北海道の冬の祭典「さっぽろ雪まつり」が12日、閉幕した。実行委員会によると、現在と同じ規模となった1993年以降最多の264万3千人が来場。会期中、好天に恵まれたことや、屋外アトラクションを増やしたことが影響したとみられる。
メイン会場となった大通公園(札幌市中央区)は、この日も観光客でにぎわった。目玉の一つ、人気ゲーム「ファイナルファンタジー7」を題材にした幅20メートル、高さ11メートルの大雪像の前では、雪がちらつく中、多くの人が記念撮影を楽しんでいた。
中国・北京市から妻や娘と観光に訪れた旅行業、陳謙さん(40)は「北京は雪が少ないので、雪をたっぷり使った雪像の迫力に感激しました」と興奮した様子で話した。
68回目の今年は、計200基の雪像や氷像を展示。つどーむ会場(同市東区)は1日に、大通公園は6日に開幕した。〔共同〕