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函館山のロープウエーで事故、従業員死亡 観光客一時足止め

11日午後5時20分ごろ、北海道函館市元町の「函館山ロープウェイ」の山麓駅で、従業員が機械に体を挟まれたと119番があった。従業員は重傷を負い、搬送先の病院で12日未明に死亡した。救助や点検のためロープウエーは運行を停止。ゴンドラに閉じ込められた客はいなかったが、運行会社は11日の運行を取りやめ、函館山(334メートル)の山頂付近で観光客約千人が一時足止めされた。

函館山は山頂からの夜景が人気の観光地。山麓と山頂を結ぶ車道は冬季閉鎖中で、観光客は運行会社が手配し、臨時に通行を許可されたタクシー約30台に分乗するなどし、11日午後10時ごろまでに全員が下山した。

函館西署や消防などによると、従業員は北斗市谷好2丁目、成田良平さん(26)。ワイヤにたまった油を清掃中、駅に到着したゴンドラの滑車とゴンドラを止めるダンパーの間に両太ももを挟まれ、11日午後7時ごろ救助された。腰の骨を折る重傷で病院に運ばれたが、12日午前0時10分ごろ、死亡した。署は安全管理に不十分な点がなかったか調べる。

山頂駅で懐中電灯を借り、一家6人で登山道を約40分歩いて下山したという函館市の会社員駒峯知志さん(41)は「山頂では展望台の施設からあふれるくらい多くの客がいて、いつタクシーに乗れるか分からなかった。こんなことは初めて」とため息をついた。

下山した観光客の多くは山麓駅で運賃の払い戻しを求め、スタッフが対応に追われた。運行会社は「ご迷惑をかけ、おわび申し上げる。事故の状況を調べ、再発防止に努める」としている。12日以降の運行は未定という。〔共同〕

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