札幌高裁は「合憲」 7月参院選1票の格差

2016/11/2 13:53
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「1票の格差」が最大3.08倍だった7月の参院選は憲法違反だとして、北海道の有権者が選挙無効を求めた訴訟で、札幌高裁(佐藤道明裁判長)は2日、「合憲」とする判決を言い渡した。原告側の請求は棄却した。

二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした計16件の訴訟で判決は13件目。一連の訴訟ではこれで違憲状態8件、合憲5件となった。

今回の参院選では、選挙区を統合する「合区」を初めて導入、定数を「10増10減」し、2013年の前回参院選の4.77倍から格差が大幅に縮小した。こうした国会の是正策をどう評価するかが焦点だった。

札幌高裁で原告側は「都道府県単位にこだわらない区割りにすべきだ」と主張。被告の北海道選挙管理委員会側は「投票価値の不均衡は違憲の問題が生じるほど不平等な状態ではない」として請求棄却を求めていた。

高裁段階の判決は8日に出そろい、その後、最高裁で統一判断が示される。〔共同〕

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