米で白人主義巡り衝突、3人死亡 トランプ氏対応に批判

2017/8/13 21:31
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 【ニューヨーク=共同】米南部バージニア州シャーロッツビルで12日、白人至上主義や極端な右派思想を掲げるグループの集会があり、これに抗議する人々との間で衝突が起きた。反対派が集まっていた付近に車が突入、米メディアによると、女性(32)が死亡し、計30人以上が負傷した。警戒中のヘリコプターが墜落し警官2人も死亡。マコーリフ州知事は非常事態を宣言し、集会を打ち切った。米連邦捜査局(FBI)などが事件に関する捜査を始めた。

 米南部バージニア州シャーロッツビルで、白人優位主義に対する抗議のプラカードをつかむ男性(左)=12日(ロイター=共同)

 トランプ大統領は記者会見し「とてつもなくひどい憎悪、偏見、暴力を最も強い言葉で非難する」と強調したが、白人至上主義や人種差別についての言及がなかった。事件の背景には非白人移民に排外的な政策を取るトランプ政権下で、白人至上主義が勢いを増していることがあるとも指摘され、大統領の対応に批判が出ている。

 CNNテレビによると、車は猛スピードで群衆に突っ込んだ。直後に現場を離れたが、警察当局はオハイオ州に住む白人の男(20)が故意に突入したとみて殺人容疑で身柄を拘束した。

 警官2人は、集会の監視を支援していた警察当局のヘリに搭乗。ヘリがシャーロッツビル郊外で墜落し死亡した。

 バージニア州などでは黒人差別につながったとの反省から、南北戦争で奴隷制度を支持した当時の南部諸州を象徴するモニュメントなどを撤去する動きが続いており、白人至上主義者らは抗議のため集まった。小競り合いは11日夜から散発的に発生し、緊張状態が続いていた。

 昨年の大統領選では、白人至上主義者らの多くがトランプ氏を支持。米社会の人種対立は激化している。

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