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ラフサンジャニ・イラン元大統領が死去 保守穏健派の重鎮

(更新)

【ドバイ=久門武史】イランのラフサンジャニ元大統領が8日、死去した。82歳だった。心臓発作で同日、首都テヘラン市内の病院に搬送されていた。国営メディアが伝えた。1979年のイラン革命を率いた故ホメイニ師の側近として頭角を現し、要職を歴任した保守穏健派の重鎮。ロウハニ現政権の後ろ盾としても影響力を発揮した。

34年生まれ。革命後は国会議長などに就き、89年から2期8年、大統領を務めた。在任中はイラン・イラク戦争(80~88年)で疲弊した経済の立て直しや欧米諸国との関係改善を唱えた。

一方で、一族の不正蓄財への批判も上がり、2005年の大統領選で保守強硬派のアハマディネジャド氏に敗北した。13年の大統領選では事前審査で出馬を認められなかったが、保守穏健派のロウハニ師の当選に尽力。米欧との核合意を実現したロウハニ政権の後見人となった。

最高指導者ハメネイ師とは長く緊張関係にあった。最高指導者の任免権を持つ専門家会議の16年2月の選挙ではテヘラン選挙区からトップ当選し、存在感を示した。

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