オノ・ヨーコさん救急搬送され入院、インフルか
【ニューヨーク=共同】米ニューヨークのケーブルテレビ局「NY1」によると、ニューヨーク在住のアーティスト、オノ・ヨーコさん(83)が26日夜、救急車で病院に運ばれた。マネジャーは、オノさんがインフルエンザのような症状になって主治医に連絡し、大事を取って入院したが、27日に退院できる見通しだと話した。
オノさんは、ビートルズのメンバーだった故ジョン・レノンさんの妻。米CBSテレビによると、マンハッタンのセントラルパーク西側にある自宅から26日午後9時(日本時間27日午前11時)すぎ、近くの病院に搬送された。
CBSは一時、オノさんが脳卒中で意識不明になったと報じたが、マネジャーは事実と異なると否定した。
オノさんは日本名・小野洋子さん。1933年、東京都生まれ。父親の仕事の関係で長く米国で暮らし、前衛芸術家として活躍していた66年にレノンさんと出会い、69年に結婚。80年にレノンさんがニューヨークで射殺された後も、愛と平和を訴える芸術活動を続けている。