2019年5月26日(日)

ボコ・ハラム、拉致の女子生徒82人を解放 政府が交渉

2017/5/7 12:34 (2017/5/7 14:36更新)
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【アブジャ=共同】ナイジェリア北東部ボルノ州の学校で2014年4月に276人の女子生徒がイスラム過激派ボコ・ハラムに拉致された事件で、同国政府は6日、ボコ・ハラムと交渉を続けた結果、82人の生徒が解放されたと発表した。治安当局に拘束されているボコ・ハラム戦闘員を釈放する代わりに、生徒らの身柄が引き渡されたという。

拉致直後に57人が自力で脱出したほか、昨年10月には21人が解放されるなどしたが、依然110人以上の行方が分かっていない。

ナイジェリア政府や複数の欧米メディアによると、生徒らはカメルーンとの国境付近にある軍施設に到着。7日に首都アブジャに移動して医師の診断を受けた後、家族と再会する。

ナイジェリア政府は、治安当局のほか、スイス政府や赤十字国際委員会(ICRC)、非政府組織(NGO)が交渉に協力したと明らかにした。

欧米の教育や価値を否定するボコ・ハラムは「(生徒を)奴隷として売り飛ばす」と脅迫。戦闘員と強制的に結婚させられ、性的被害を受けた生徒もいる。

事件当初、米大統領夫人だったミシェル・オバマさんらが「少女たちを取り戻そう」と訴え、救出を求める国際世論が高まった。

09年以降に過激化したボコ・ハラムは、この事件以外にも多数の学校を襲撃。国連によると、計480人の生徒が殺害され、約1500の学校が破壊された。

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