サムスン電子を捜索 国政介入疑惑で韓国検察

2016/11/8 10:33
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【ソウル=共同】韓国の朴槿恵大統領の親友、崔順実容疑者の国政介入疑惑を捜査している検察は8日朝、崔容疑者と娘が所有するドイツの会社に約280万ユーロ(約3億2千万円)の資金を提供した疑惑が浮上したとして、サムスン電子のソウルの社屋を家宅捜索した。

韓国メディアによると、資金の名目は2020年東京五輪を目指す選手団育成とされたが、馬術選手でドイツ滞在中の崔容疑者の娘が事実上独占、馬の購入などに充てられたとみられている。サムスン幹部が韓国乗馬協会会長を務めており、検察が関連を調べている。

サムスンは崔容疑者が実質支配する2財団に計約774億ウォン(約71億円)の資金を提供した企業の一つで、各企業の中で最も多い額を拠出。朴氏が自ら拠出を要請したとも、これまでに伝えられている。

また検察は7日夜、崔容疑者の側近男性が広告会社の株式を不正に取得しようとした際に加担したとして、政府系機関「韓国コンテンツ振興院」の宋星●(たまへんに玉)前院長を拘束した。

聯合ニュースによると、宋氏は昨年、ある企業が買収した広告会社の株式を男性に譲るよう、この企業の幹部に要求し「譲渡しないと御社に税務調査が入る」と脅したとされる。

男性は広告業界のチャ・ウンテク氏。政府系の文化事業を手掛けるなど、崔容疑者を通じさまざまな利権を得ていたと報じられている。滞在先の中国から週内にも韓国に戻るとみられ、検察は帰国後に取り調べる。

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