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香港、デモ反対派が学生と衝突 暴行で警官出動

【香港=共同】2017年の次期香港行政長官選挙への民主派参加を求める大規模デモが続く香港で3日、デモ反対派3千人以上が突然、デモ拠点の九竜地区のモンコック(旺角)に現れ、学生デモ隊と衝突、暴行を加えた。警官隊が出動し、学生らを退去させた。香港島にある別の拠点のコーズウェイベイ(銅鑼湾)にも反対派が現れた。

デモ主催者は危険な状況になったとして、両拠点から退去し、最大拠点のアドミラリティ(金鐘)に集結するようデモ隊に呼び掛けた。反対派が自発的に行動を起こしたのか、動員されたのかは不明。

大規模デモが始まってから4日で1週間。香港政府は学生との対話を打ち出したが、学生らは反対派に暴行される事態を受け、政府が直ちに暴力をやめさせなければ対話は行わないと表明した。1997年の香港返還後最大の混乱となった今回のデモはさらに緊迫の度が高まった。

株価下落や観光関連産業の落ち込みなど、経済や市民生活に悪影響が及んでいることもあり、デモに好意的だった世論の中で批判的な声も出ており、反対派の行動はこれに乗じた可能性もある。

デモ隊は3日午後も中心部の行政長官弁公室(官邸)などを包囲。政府機能はまひしたままで、幹線道や繁華街での道路占拠も続けていた。

学生側から辞任を迫られていた梁振英行政長官は2日夜、政府ナンバー2の林鄭月娥政務官に学生との対話に当たるよう指示したことを明らかにしたが、対話が実現するかどうかは不透明だ。

主催者が集結を呼び掛けている金鐘は、金融街セントラル(中環)や官邸、政府本部庁舎に近く、デモ隊が9月28日から占拠を続けている。

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