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南スーダンPKO部隊、最後の40人が帰国

南スーダン国連平和維持活動(PKO)に参加していた陸上自衛隊部隊のうち、最後まで現地に残っていた田中仁朗隊長を含む11次隊の約40人が27日、帰国した。第9師団(青森市)中心で、安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」の新任務を初めて付与されたが、実施されることなく5年強の活動が終了した。

25日に首都ジュバを出発し、羽田空港に到着後、青森空港を経由して青森駐屯地に移動し、家族や同僚の出迎えを受ける。昨年11~12月に約350人が現地入りし、道路補修などの活動に従事。政府が今年3月に撤収を決め、約310人は4月以降、3陣に分かれて既に帰国している。

2011年7月に独立した南スーダンは13年末以降、内戦状態になった。ジュバでは昨年7月、政府軍と反政府勢力による大規模な戦闘が起きて、治安情勢が悪化。現地の部隊が作成した日報には「戦闘への巻き込まれに注意が必要」といった記載があり、停戦合意などPKO参加5原則との整合性が問われた。

政府は撤収の理由を「一定の区切りを付けられる」と説明したが、現地は内戦が続き国造りは進んでいない。治安悪化に伴い隊員が戦闘に巻き込まれるリスクを懸念したとの見方が強い。

PKOを統括する国連南スーダン派遣団(UNMISS)への司令部要員4人の派遣は続けるが、日本が部隊を派遣するPKOはなくなった。政府は新たな国際貢献策を模索する。〔共同〕

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