2019年7月19日(金)

サムスントップを逮捕 贈賄容疑で、朴氏捜査に追い風か

2017/2/17 7:31
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【ソウル=共同】韓国の特別検察官の捜査チームは17日、朴槿恵大統領の親友、崔順実被告側に賄賂を贈ったとして、贈賄容疑などでサムスン電子副会長の李在鎔容疑者(48)を逮捕した。ソウル中央地裁は1月、特別検察官の逮捕状請求を棄却したが、今回は必要性を認め逮捕状を発付した。朴氏の収賄容疑立件へ捜査の追い風となりそうだ。

Lee Jae-yong, center, vice chairman of Samsung Electronics Co., leaves after attending a hearing at the Seoul Central District Court in Seoul, South Korea, Thursday, Feb. 16, 2017. The billionaire heir to Samsung, South Korea's most successful and best known conglomerate, made his second attempt Thursday to block efforts by prosecutors to arrest him on bribery and other charges in connection with a corruption scandal that has engulfed the country's president. (Choi Jae-koo/Yonhap via AP)

韓国のソウル中央地裁を出る李在鎔サムスン電子副会長(中央)=16日(共同)

李容疑者は韓国最大の企業グループ、サムスンの経営トップ。事業の停滞や経済への悪影響を懸念する声もあるが、一連の疑惑は国政を揺るがす事態に発展しており、地裁は事案の重大性を考慮。政経癒着に対する厳しい世論にも応えた形となった。

地裁は「新たに構成された容疑事実と追加の証拠資料などを総合し、逮捕の必要性が認められる」とした。

李容疑者は、自身の経営権強化を図ったグループ内の企業合併を巡り、朴政権の合併後押しや優遇策などの便宜供与を期待し、崔被告側に賄賂を贈った疑いが持たれている。捜査チームは、賄賂額は約束分を含め430億ウォン(約43億円)に上るとしている。

捜査チームは今回の逮捕状請求で、馬術選手として欧州で活動する崔被告の娘が使ったサムスンからの強化資金について、金融当局に必要な申告を怠ったとする新たな容疑などを追加した。

李容疑者は、これまで「見返りを期待したものではない」と賄賂性を否認していた。

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