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伊方原発3号機が臨界 15日にも発送電開始

四国電力が再稼働させた伊方原発3号機(愛媛県伊方町、出力89万キロワット)は13日午前6時30分、核分裂反応が安定的に持続する「臨界」に達した。発電するには原子炉を臨界状態に保つ必要がある。今後作業が順調に進めば15日午後1時半~2時ごろに発電と送電を開始、22日にはフル稼働する。9月上旬に営業運転を始める見通し。

四国電は12日午前9時、制御棒を引き抜いて原子炉を起動した。その後、原子炉で核分裂反応を抑えるホウ素の濃度を調整するなどして臨界への作業を進め、再稼働から21時間30分後に臨界に到達した。

再稼働は、原子力規制委員会の新規制基準に適合した原発としては九州電力川内1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜3、4号機(福井県)に次ぎ5基目で、高浜が司法判断で運転差し止め中のため、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料によるプルサーマル発電を行う国内唯一の原発。ただ、プルサーマルは制御棒の効きが悪くなるとの指摘があり、安全面の懸念もある。

伊方3号機は2011年4月に定期検査で停止。昨年7月に規制委の審査に合格し、同10月に伊方町長、愛媛県知事が再稼働に同意した。今年6月にはMOX燃料16体を含む157体の燃料集合体が原子炉に入った。再稼働は7月26日の予定だったが、1次冷却水循環ポンプのトラブルが同17日に判明し、遅れた。〔共同〕

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