ヤンキース田中将、復帰戦で13勝目 右肘故障から75日ぶり登板
【ニューヨーク=共同】右肘を痛めて戦列を離れていた米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)は21日、ニューヨークでのブルージェイズ戦で復帰して75日ぶりに先発し、六回1死までを5安打1点に抑え、13勝目を挙げた。試合は5-2だった。
7月8日のインディアンス戦後に右肘に痛みを訴え、内側側副靱帯の部分断裂が判明。治療と調整を慎重に進めた。8月半ばに投球練習を再開して徐々に練習の強度を上げていき、試合形式での登板を経て戦いの舞台に戻った。
田中将はプロ野球楽天から7年契約の大型契約で今季ヤンキースに加入した。開幕から投手陣の中心として活躍し、前半戦で12勝4敗の好成績をマークした。選手間投票1位で初選出されたオールスター戦は故障により参加しなかった。