2019年1月21日(月)

東京区部でも…ハクビシン急増 空き家問題も背景に
都内捕獲700頭超、農作物被害も広がる

2016/2/20 3:30
保存
共有
印刷
その他

ハクビシンはE型肝炎など感染症の媒体になることもある=東京都提供

ハクビシンはE型肝炎など感染症の媒体になることもある=東京都提供

東京都内でイタチに似た小動物、ハクビシンの捕獲数が急増している。市区町村が発表した数値を集計すると、2005年に約200頭だった捕獲数が14年は700頭を超えた。巣となる空き家の増加などが原因とみられる。農作物への被害も広がっており、自治体が対策に動いている。

ハクビシンは愛らしい見た目とは裏腹に性格は凶暴で、E型肝炎など感染症の媒体になる。雑食のため都市部でも適応できるという。都内では多摩地域より区部で多く目撃されているのが特徴で、都によると、捕獲の相談件数は区部が多摩地域の2倍程度に達する。

江戸川区は16年度から対策に乗り出す。区民から相談を受けて保健所の職員がワナを使って捕まえる。区内のハクビシン目撃件数は06年度に10件程度だったが、14年度には75件に急増。捕獲相談も1件から28件に跳ね上がった。野良猫への餌やりや空き家の増加が、ハクビシンの生息しやすい環境を生み出しているという。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報